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我間乱の「概要」
なお、2018年には続編の『我間乱 ―修羅―』が連載されていますが、この記事では扱いません。
我間乱の「あらすじ」
千人斬りと呼ばれる伝説の剣豪・黒鉄陣介の一人息子・黒鉄我間。
ひょんなことから海原藩主の二十八男・鷲津直善と知り合った我間は、次期藩主と最強の流派を決める武芸仕合「海原大仕合」に出場。
我間は、最強の武芸者を目指し「槍」「薙刀」「鎖鎌」などといった、あらゆる流派の武芸者たちと命のやりとりをしていく。
我間乱の中心人物である「大亀流の剣士」たち
千人斬りの息子「黒鉄我間」
(引用:amazon)
千人斬り・黒鉄陣介が実の父親。父親譲りの剣の才能で、右手が使えない状態で弓使いと戦ったり、薙刀使いに寝込みを襲われたり、ドーピングで岩をも砕くパワーを持つ敵と戦ったり、とさまざまな窮地を乗り越え凄まじいスピードで成長していきます。
千人斬りの一番弟子「千石伊織」
(引用:amazon)
大亀流の高弟「千石伊織」は、黒鉄陣介の1番弟子と言われている男。当の陣介からも「あいつは俺の〜」と評されるほどの実力者です。刀を使わずとも拳一発で槍の達人をブチ倒したりと、驚異的な戦闘能力で多くの武芸者の度肝を抜いてきました。
続編の『我間乱・修羅』では、主人公のような立ち位置で、相も変わらずの超人的な戦闘能力を存分に発揮しています。
居合の天才「桜真ノ丞」
(引用:amazon)
大亀流の高弟「桜真ノ丞」。相手に斬られたことを気づかせないほど神速の居合を得意とする剣士。
千石伊織も「おめぇの技は〜」とその実力を高く評価するほど。斬撃の軌道を変化させて相手の意表を突く五剣ノ四「水龍型(ミズチノカタ)」を得意としています。
極度の方向音痴は唯一の欠点。
「一ノ瀬善丸」
名門一ノ瀬家の次男である一ノ瀬善丸は、パワー系の技・焔燃型を得意としています。ほかの大亀流剣士からは、いじられることも多いですが、剣士としての実力は本物。
簡単に相手の胴体を真っ二つにするほどの膂力で相手の予想を上回る攻撃を繰り出し、幾多の激戦を制してきました。
なお、彼の振る「定長」は、人間の身長と変わらない長さの刀。故に振り回すことも難しいですが、善丸の剛力が自由自在に操ることを可能にしています。
注目の戦い
『我間乱』のなかでも、特に注目したいバトルを紹介していきます。
【VS鎖鎌分銅】「黒鉄我間」VS「松本無楽」
卍卍流(かさねまんじりゅう)当主で、鎖鎌分銅使いの「松本無楽」。ツルツル頭に刺青のが入った特徴的な容貌をしています。
我間の強さを気に入っており、彼の技を見て興奮すると、度々股間を膨張させる変態。
しかしその強さは本物です。鎌で鉄壁の防御を演出し、軌道が読みづらく一撃が重い分銅を使い相手の頭をたやすく叩き割ります。
我間とは二度戦うことになりますが、どちらの戦いも我間を大いに苦しめました。