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感動のアニメ『ボンバーマンジェッターズ』の概要
みなさんは知っているでしょうか?2002年から放送されていた、テレビアニメ『ボンバーマンジェッターズ』を。
『ボンバーマンジェッターズ』は、ハドソンの人気ゲーム「ボンバーマン」をベースに作られた、全52話のテレビアニメ作品です。この作品は「子供に見せたい作品」というテーマで製作されました。
ギャグ要素の濃い作品でありながら、感動シーンも数多く視聴者の涙腺を誘い、多くのアニメファンから高い評価を受けている『ボンバーマンジェッターズ』。
今年26歳になる僕も、この作品は今でも大好きです。その魅力はどんなところにあるのでしょうか?
ということで、この記事では『ボンバーマンジェッターズ』の内容や魅力などについて、紹介していきたいと思います。
『ボンバーマンジェッターズ』のあらすじ
主人公・シロボンは、ボンバー星に住むわがままで泣き虫なボンバーマン。そんな彼が、行方不明の兄・マイティの所属していた「ジェッターズ」に入団し仲間とともに、ジェッターズの宿敵であるヒゲヒゲ団と「宇宙に1つしかないもの」を巡って戦う物語です。
大人も泣ける『ボンバーマンジェッターズ』の魅力
「ボンバーマンジェッターズ」は子供向けの作品ながら、大人も感動できる名作として名高いアニメです。
その魅力の1つが、主人公であるシロボンの成長。お調子者で、うまくいかないことを他人のせいにするような、未熟者のボンバーマンだったシロボン。そんな彼がヒゲヒゲ団との戦いや、ジェッターズメンバーとの衝突を繰り返していくなかで、戦いにおいても精神的にも一人前のボンバーマンになっていきます。
加えて、行方不明になった「マイティ」をめぐる数々の謎も、物語を盛り上げる重要なパーツの1つです。
そしてシロボンとマイティの兄弟愛は、この作品のなかでも最も大きなウエイトを占めている要素。優秀な兄・マイティと、落ちこぼれの弟・シロボンという構図が徐々に変化していき、自立していくシロボンの立派なその姿に、僕は涙を流してしまいました。
物語を彩る特徴的なキャラクターたち
名作『ボンバーマンジェッターズ』を支える、主人公・シロボンをはじめとした魅力的なキャラクターの数々と、味方&敵に分けて紹介していきます。
シロボンをはじめとするジェッターズの面々
まずは主人公の「シロボン(CV:金田朋子)」。初期の頃はボムスターをたった1個しか持っておらず、ヒゲヒゲ団を相手にいいところを見せようとして空回りしてしまいマイティに助けられるなど、欠点が目立っていました。一方で、元気のない女の子の様子を察して、たくさんの風船が飛ぶボムを使い励ます、という優しさはマイティも認めるほど。
そしてシロボンの兄にして、この物語の大きな鍵を握る伝説のボンバーマン「マイティ」。「いいか?真のボンバーマンは強くなくちゃダメなんだ」。このマイティのセリフは、落ち込んだり、追い詰められたりしたときのシロボンを強く励ましてくれた言葉です。まさに理想の兄ちゃん。
ほかにもジェッターズには、リーダーとして活躍する女の子「シャウト」をはじめ、マイティの元相棒で厳しくも優しい目線でシロボンを見守る「バーディ」。さらに、関西弁のツッコミロボット「ガング」と、カレー好きでおっとりとしているボケ役「ボンゴ」のコンビなど、魅力的なキャラクターが多数存在します。
また、ジェッターズのメンバーではありませんが、「ボムの力はボムにあらず。心にありじゃ」の名言を残し、シロボンの成長にも大きく貢献した「ボン婆さん」も、この作品には欠かせない存在です。
ジェッターズの宿敵・ヒゲヒゲ団のメンバー
ヒゲヒゲ団の幹部である「ムジョー」。彼を見るときは、どうしてもそのもっこりとした股間に目がいってしまいます。そんなコメディ要素が強い反面、シリアスなシーンでは男気を見せるなど、敵キャラながら憎めないキャラクターです。
そしてシロボン最大のライバルとして立ちはだかる「マックス」。何を考えているかわからない不気味さと、マイティを彷彿とさせるかのような圧倒的な戦闘力で、抜群の存在感を示しました。
『ボンバーマンジェッターズ』を象徴するような熱いOPたち
『ボンバーマンジェッターズ』のOPは、本編にも負けず劣らず熱い内容の曲で、大人になってから聞いても心に響く名曲ばかりです。
大人になっても忘れないOP!『僕は崖っぷち』
テレビアニメ『ボンバーマンジェッターズ』の最初のOPは、すわひでおさんが歌う『僕は崖っぷち』で、すわさんの熱く燃え滾るような歌唱が印象的です。
3.2.1 大人になっても忘れない 3.2.1 燃える心あれば無敵だから
僕はこの歌詞に、20歳を過ぎてからも何度も何度も、励まされてきました。紛れもなく名曲です。
ストーリーに沿った内容に感動!『ホップ!スキップ!ジャンプ!』
『ホップ!スキップ!ジャンプ!』は、すわひでおさんの歌う、『ボンバーマンジェッターズの』後期OPです。41話から最終話の52話のOPとして流れたこの曲は、ちょうどそのときのストーリーに沿った歌詞で、ファンにとって感涙ものの曲になっています。
君がもしも いなくなっても 平気なように 君がいつか いなくなっても 歩けるように
特にこの歌詞が印象的ですね。自分のことにも置き換えられるというか。
親がいなくなったとき、兄弟が、友達がいなくなったとき。想像はしたくないですけど、もしそんな日が来てしまっても、この曲のように前を向けたらいいなと思います。
ファン待望の『ボンバーマンジェッターズ』のBlu-ray BOX
2016年に、HD化された初の『ボンバーマンジェッターズ』「Blu-ray-BOX」がリリースされました。その名も『ボンバーマンジェッターズ 宇宙にひとつしかないBlu-ray BOX』。
キャラクターデザイン&総作画監督を担当した香川久さんの「描き下ろしスペシャル三方背BOXとデジスタックケース(2種)仕様」。
さらに『ボンバーマンジェッターズ』シリーズ初の“新作録りおろしスペシャルドラマCD”特典が初回限定で付くなど、Blu-ray BOXでしか楽しめない内容がてんこ盛りです!
PS2でリリースされた、ボンバーマンジェッターズのゲーム
2002年にリリースされた、PS2用ゲームソフト『ボンバーマンジェッターズ』。シロボンを操り、エリアごとのボスキャラを倒していくメインシナリオをはじめ、アニメキャラを戦わせることができる対戦プレイなどを楽しむことができます。
このゲーム最大の特徴と言えるのがメインシナリオにおいて、主人公・シロボンを操るだけでなく、そのライバルである「マックス」の操作も可能だということ。余談ですが、僕はよくマックスを使って、彼の必殺技である「ハイパープラズマボム」でボスキャラをはじめとする敵と戦っていました。
ボンバーマン系定番の対戦プレイでは、本編でも登場した四天王の「サンダーボンバー」や「フレイムボンバー」などを操って、CPUや友達との戦いを楽しめます。
同じ内容で、ゲームキューブ版でもリリースされているゲームソフトです。