目次
からくりサーカスの概要
(引用:amazon)
「週刊少年サンデー」の名作『からくりサーカス』。オートマータと呼ばれる自動で動く殺戮人形と、しろがねと呼ばれる人間たちが人形を駆使して戦う姿を中心に描いた物語です。
人形使いの殺し屋「アシハナ」が語る、女性にモテる方法とは?
「女に面白え男と思わせるのが・・・・・・モテる第一歩なのによ・・・・・・」(からくりサーカス38巻)
、そう語る、人形使いの殺し屋「阿紫花(アシハナ)英良」は、かつて主人公の1人である才賀勝の命を狙ったこともあります。
その後主人公側の味方として行動することになったアシハナは、単行本の38巻で瀕死の重傷を負いながら、人類の敵であるオートマータ「パンタローネ」と対峙。
パンタローネは「最古の4人」に数えられるオートマータで、アシハナ因縁の相手。
そんなパンタローネはアシハナを殺そうとしますが、対するアシハナはパンタローネを罠にはめるべく、”女性にモテること”について語り出すのです。ここでアシハナは、過去にあった2つの事例を挙げます。
道を尋ねて指をぱくっ!
街中にて。メガネ美女に道を尋ねるアシハナ。
メガネ美女は「そうね、それならそこの交差点を・・・」と真剣に説明します。
すると、アシハナはその美女の指をぱくっとくわえ
「すいやせんね。なにね、あんまり・・・・・・キレイな指なんでついね・・・・・・」
と言い放つのです。
「ワルイ人ね。」
指を咥えられた美女は、クスッと微笑むという。笑った。女性が笑ったよ。
自ら怪我をする
2つ目は、ヤクザの組長のボディガードでナイフ使いの美女「ヴィルマ」と、アシハナの間にあった話。
ヤクザの組員からアシハナは、ヴィルマに手を出すと命はないと忠告されます。そんな忠告を無視してアシハナはバーのようなところで、ヴィルマと2人きりになるのです。
「あっちに行きなよスキニーボーイ(やせっぽち)!!手のひらから景色をのぞきたくないだろう?」
しかしヴィルマは、彼女の肩に手をかけようとするアシハナの手を、手に持っているナイフで牽制します。アシハナ、完全拒絶です。
「おまえさんくれえハクイ女となら・・・いい景色が見られるかもしれやせんね。」
するとアシハナは、自らの手のひらを使ってナイフを押し込みます。
「あたたたた〜〜〜〜〜」と言いながら手のひらを怪我するアシハナを見て、「アンタバカじゃない」と呆れるヴィルマ。
そして「でも・・・・・・面白い男だね。」と言いながらヴィルマは微笑むのです。
行動しなきゃモテないし、笑ってくれない!
「こうやって・・・体で行動しなきゃ・・・女は・・・笑ってなんか・・・くれやせんぜ!!」
2つの事例の締めくくりとして、アシハナはこう言います。
なお、アシハナとヴィルマに関しては恋仲になっているという事実が判明しているので、この一件をきっかけに2人の距離は急速に接近したということでしょう。
以上、アシハナから学ぶ女性に学ぶ方法でした。