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名作ホラーアニメ『学校の怪談』の概要
(引用:amazon)
『学校の怪談』は、2000年から2001年の間に放送された、スタジオぴえろ制作によるテレビアニメです。
小学5年生の少女・サツキが、母から受け継いだ「オバケ日記」を駆使して、仲間とともにあらゆるおばけに立ち向かう物語になります。
学校の怪談のあらすじ
小学5年生の「宮ノ下さつき」と弟の「宮ノ下敬一郎」は、母を亡くし父と共に引っ越し。両親も通ったという天の川小学校に転入した。
ひょんなことから、天の川小学校の旧校舎に迷い込んださつきたちは、封印から解き放たれたお化けに襲われてしまう。
しかし、旧校舎のなかでさつきの母親が遺した「オバケ日記」を発見。そこに記された方法に従い、妖怪たちを撃退するとともに、妖怪「天の邪鬼」をペットの猫「カーヤ」の中に封印してしまった。
カーヤの中から天の邪鬼を追い出すためには、旧校舎内に巣食うほかの妖怪を退治しなければならない。さつきたちは「オバケ日記」の情報をたよりに、残りの妖怪たちを退治していく。
学校の怪談の主要キャラたち
主人公の「宮ノ下さつき」を中心に、主要な登場人物を紹介していきます。
勝気な女の子主人公「宮ノ下 さつき」
主人公の「宮ノ下さつき」は、母親から受け継いだ「オバケ日記」を駆使して、
明るい性格のさつきは、亡くなった母親の代わりに家事をこなす、しっかり者。しかし、母親を恋しがったり、お化けに恐怖したりと、年相応の一面を見せることもあります。
お調子者のハジメとは、一見犬猿の仲でいつも喧嘩をしていますが……
泣き虫な少年「宮ノ下 敬一郎」
さつきの弟「宮ノ下 敬一郎」は、亡くなった母親を想って泣き出してしまったり、おねしょをしてしまったりと、幼い一面が目立つ末っ子キャラです。
そんな彼ですが、運動会の練習でハジメと共に猛練習をしていくなかで、成長したところも見せてくれました。
猫に取り憑いたおばけ「天邪鬼」
「天邪鬼」は第1話に登場したおばけです。さつきたちの手によって、宮ノ下家の飼い猫「カーヤ」にとりつくことになります。
味方でもなく、敵でもないという絶妙なポジションを保ったキャラ。最終回は、感動。
お調子者だけど熱い心を秘めた「青山 ハジメ」
色黒やんちゃ少年「青山 ハジメ」は、スカートめくりをするスケべでお調子者だけど、いいやつ。友達が危険に晒されたら、勇気を振り絞って別人のように勇敢になります。
デジモンアドベンチャー02の主人公・本宮大輔と似た雰囲気を持っているかも。
データ量が豊富なメガネ「柿ノ木 レオ」
メガネと、輪投げグミのような厚い唇が特徴的な「柿ノ木 レオ」。オカルトなことが大好きですが、ビビりです。
大人びた雰囲気の美少女「恋ヶ窪 桃子」
小6とは思えない、セクシーさと落ち着きを持つ美少女「恋ヶ窪 桃子」。霊感が強く、宮ノ下家の偉大なる母親・佳耶子が乗り移ることもあります。
学校の怪談の魅力的な要素
「おばけ日記」
おばけに対抗するために必須なアイテム「おばけ日記」。「宮ノ下佳耶子」が天ノ川小学校に通っていたころお化けを封印するために作り出したものです。
個人的に好きな封印方法は、放送室のお化けを封印するため、放送室の木琴を叩くやつ。
「感動エピソード」
学校の怪談はおばけが登場するホラーアニメであり、「ババサレ」のような視聴者のトラウマを作り出す恐怖の回が多い反面、思わず涙してしまうような感動エピソードも少なくありません。
第12話「死を告げる看護婦 母の想い」は、学校の怪談屈指の感動エピソード。
ある日、敬一郎の前に現れた看護婦の霊は、取りつかれると死んでしまう「呪いの看護婦」と呼ばれるおばけでした。さつきたちの母親・佳耶子が死ぬ前にも現れており、さつきは敬一郎を死なせないため奮闘するという内容です。
「呪いの看護婦」が現れる本当の意味。それは悲しくも温かい理由からでした。
そして、このエピソードで敬一郎がたくましく成長。亡くなる前に佳耶子が家族に宛てた最後の手紙を読んだあと「パパ見て!届くようになったんだよ!前は届かなかったんだよ!」とアピールする敬一郎の健気な姿は、何度見ても泣きます。